猫マンガ「別れることは辛いけど」
みーたんが来たときは、離乳直後だったみたいで
とても小さかったのです。
一応ケージを用意したのですが、入れたらとにかく泣く。
「泣く」んですよ。「鳴く」じゃなくて。
しばらくほっといたら慣れるかなとか思ったんですけど、
ずっと泣いてる。
声がかれちゃうんじゃないかってくらい、ずっと鳴いてるんです。
このまま鳴き続けたら体力を消耗しちゃうんじゃないか?
そんな危機感もあり、仕方なくみーたん無罪放免。
トイレも失敗することなく、とってもいい子。
とにかくそばに来て私にくっついてました。
きっと今までさびしかったんだね。
しかし、寝るときはちょっと心配です。
この調子だと寝る時も私にくっついて寝るだろう。
もし寝返りうった時に下敷きになったら・・・・。
やっぱり危険なので、寝る時だけは離した方が
よさそうです。
そういうわけでみーたんは居間に残すことに。
室温も25℃設定、ほかほかマットも用意して準備万端。
一方私の部屋は暖房なしの冷え冷えです。
(人間だけだと暖房をケチる)
「じゃあね、みーたん。おやすみ。」
そっとふすまを閉めようとすると、気付いたみーたんが
走ってきてこちらに入ろうとします。
「だめだよみーたん、こっちは寒いよ。」
みーたんをふすまの向こうに押し返します。
しかし、みーたんはあきらめません。
みゃー!みゃー!みゃー!
必死で手を入れて中に入ろうとします。
「だめだよみーたん、一緒には寝られないんだよ。」
みゃー!みゃー!みゃー!
必死で鳴くみーたん。
もう切ないのなんのって。
みーたんからしたら理由がわからないわけです。
なんでおかあたんはそっちに行っちゃうの?
みーたんもそっちに入れて。
みゃー!みゃー!みゃー!
こんな辛い毎日を、みーたんがもう少し大きくなるまで
必死で耐えてきましたね。
もちろん今はもう十分大きくなったので、一緒に寝てます。
ほんとあの頃は小さくてかわいかったなあ~(*´ω`)
その頃のみーたん。
うう、なんてかわいいんだ・・・!!